秋田県の真昼岳林道麓にある溜池。

歩いて3分で温泉があり、水場まであるうえにひと気はほとんどない、絶好のP泊地。
穏やかな水面と広葉樹があれば私は他に何も要りません。
水辺を眺めながら飲むコーヒーの味は格別!
いざ!真昼岳林道へ!


この山に向かってアターーーック!!という感じがたまりません。
麓を見下ろす。ここから先は残念ながらガスに巻かれてしまった。

真昼岳林道は2度目の挑戦だが、1回目も麓は晴れているのに高所はガスがかかっていた。秋田岩手県境、正に日本列島の屋根を超える林道だから仕方ないのか・・・。
もう山の上は秋です。
午前中に真昼岳林道と菅峠林道を走破し、午後は青森を目指す。
青森を目指したのだがたどり着けず、秋田県北の田代町総合運動公園内のキャンプ場に避難。


避難のつもりだったが結構環境が良く、夜は静かだが朝晩は前の通りに車の往来が多いため発電機を焚いてもOKな雰囲気で、温泉は歩いて2分、区画されてプライバシーも保たれる。眺望などはないが落ち着いた雰囲気。しかも無料!結局青森はバイクで目指すこととし連泊してしまった。

バイクを降ろし、明日は岩瀬林道、白神ライン、赤石川林道、四つ兵衛林道、相馬田代林道の青森ゴールデン林道ツアー。

このキャンプ場の場所は林病人には絶妙で、岩瀬林道入口と相馬田代林道入口のちょうど中間にある。
岩瀬林道入口。きれいな瀬。
あの山を越えると青森か。
岩瀬林道の途中にはなぜかロケット発射実験場がある。人里離れたところにあるのでサティアンのよう。
そろそろ紅葉している木もちらほら。
ブナ森とXR。落ち着く。
これぞ青森の美林。
相馬田代林道分岐が近い。
白神ラインからの向白神岳。
白神ライン内のブナ林。まさに神々しい美しさ。
美しい森のなかを50㌔近いダートをこれでもか!と堪能する。

これでも15年前にくらべると15㌔くらい短くなってしまったのだが、未だ走りごたえ十分。
弘前側から津軽峠までは道幅広いフラットダートで豪快に飛ばせる半面対向車もガンガン走ってくるが、津軽峠を越え岩崎村までは道幅狭く対向車も少ない普通の林道のまま。
白神ラインを抜け岩崎村から五能線で全国区の深浦の海がお出迎え。
予定では赤石川林道から四つ兵衛林道へ抜ける40キロコースが入っていたが、寝坊した関係でパス。残念。岩木山麓のハイスピードワインディングを抜け再び弘前アップルロードから相馬田代林道へ入る。
15年前に私に林道の楽しさを教えてくれた(林病を感染させた)相馬田代林道。天然林の美しさでは隣接の岩瀬林道のほうが上だが、渓流、ラフダート、展望、ダム湖といった変化の楽しさではこちらのほうが上。
相馬田代林道途中にある早口ダム。物音ひとつせず不気味なほど静まり返っている。
楽しい林道遊びも落ち着く我が家があってこそ。
田代町キャンプ2日目は久吉林道を抜けて十和田湖を目指す。
久吉林道は深い深い森の中を静かに往く。
XRは今日も元気。
木々の話し声が聞こえてきそうだ。
木の壁?
ここから先は人間の世界ではないという感じ。
木々に囲まれたストレートをぶっ飛ばす。
十和田湖へ。
滝の端展望所
発荷峠から1.5キロ林道を入ったところに人知れずある展望台。
ここの展望は最高。今度ここまでカシータを持ってこよう。
十和田湖から岩手方面へ1時間弱原野を突っ切り、本日の第2目標である道前田山林道へ。
ここの峠の林相は素晴らしい。
林に吸い込まれる。
たまにダムの水がここまで浸かるのだろう、下草のない幻想的な林。
こういうところをバイクで散策したいところだが、冠水した土地は突然泥だまりがあったりしてとても危険。過去にダム湖でバイクが泥に沈み、脱出に4時間かかったことがある。
2日間お世話になったキャンプ場とおさらば。
ところ変わって7号線を南下し、酒田市手前の飛の崩れでP泊。

国道から離れていて静か、広い駐車場とトイレがあるがさびれていて人もほとんど訪れない穴場。近くに水場もあるし車で10分ほどで国道沿いに立ち寄り温泉もある。
山もいいが、山籠りばかりしていると反動で無性に海が恋しくなったりする。

月夜に漁火を眺めながら波の音をバックにちびちびやるのは最高です。
鳥海山を目指す。

リゾート高原道路は最高です。
が、やっぱり山籠りしてしまう損な性格。

リゾートは1時間もやってると飽きるが、山には何日いても飽きない。
東北屈指のロングダート、奥山手代林道へ。鳥海山麓をかすめる30キロのロングダート。展望、天然林、路面荒れ、最高です。
暗い部分に滝があるのだが、露出が甘い。


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