私はテント泊も大好き、キャンプといえばテント。大自然のなかに身一つを投げ出すと普段使っていない感覚が呼び覚まされ、野生に帰ったような気持ちがする(もちろん理性もあります)。
湖畔で迎える朝は最高。
しかし、晴れたときだけの話で、いったん雨でも降ろうものならテン場は地獄絵図と化し、ビバークと大差ない。風が吹けば外に出しておいたものは全て飛ばされ、しっかりと張りなおしたテントの中に篭って湯気と汗に蒸されながら炊飯するしかない。
最近はガソリン高騰のためカシータを出動させるのが気が重くなり、もっぱらスクーター(マジェスティ125)にテントを積んで旅をしている。1泊2日めいいっぱい遊んでも3000円程度なのがうれしい。カシータ+XRだと10000円は超えてしまう。
一方のキャンピングカー、これは名前にキャンプと付いているが私の感覚だとキャンプというより別荘に近い。生活感覚はあくまで家である。野性が覚醒することはない。
テントのようにどこでも、というわけには行かないが、気に入ったロケーションで家と同じ感覚で過ごせるのは最高の贅沢といっていい。
そしてXRで野性に帰る。
スクーターは快適だが、このような所には入り込めず、どうしても観光地巡りになってしまう。

XRにテントを積んで旅すればずっと野性でいられるが、スクーターのようにたくさんのキャンプ道具を積む場所がなく、無理やり積むと機動性が失われスクーター以下になってしまう。

理想はカシータ+XR+テントで晴れたときだけプチキャンプか、次点としてマジェスティ+テントで雨が降りそうな日はホテルに待避というスタイル。


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