カシータには標準で発電機がないので、定番のホンダEU9iをガスボンベがあった場所に設置した。バッテリーの充電、走行中の冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、食器洗浄機などの動力源となる。オートキャンプ場を使わない私の旅スタイルでは必需品。特に数日同じ場所に定住した場合、走行充電だけではバッテリーの充電が消費に追いつかないので、日中バイクで遊んでいる間駐車中のカシータではいつも回りっ放し。ちなみに走行中も意外と駐車している時間が長いので回しっ放しで車側からの走行充電は行っていない。振動で停止したりすることはない。
そのままだと盗難の危険があるので、防音を兼ねて発泡スチロールのボックスに入れることにした。900円也。
防音防振性能は申し分ないが、給油時にガソリンをこぼすと溶けてしまうのが難点。しかも給油口が狭くいつも溢れさせてしまう。実は初代ボックスは溶けて底がなくなってしまいこれは2代目。これからはあらかじめガソリンを計量してから入れるようにしよう。
マフラーが当たる所と操作パネル部分をカッターでくり抜く。排気側の開口部を少なくすると多少静かになるが、熱がこもりやすくなりオーバーヒートぎみに停止してしまう。
高さはジャストサイズだが、長辺が微妙に足りないので下部を多めに削る必要があった。
短辺が無駄に余っているが、専用ケースではないのだから仕方ない。スイッチの操作が難しくなるので中から配線を分岐して室内から操作可能にした。消すときとエコスロットルの操作は室内から可能。電子レンジ使用時のみエコスロットルのスイッチをOFFにしないと消費電力がぎりぎりなので停止してしまう。セルモーターはないので始動時はスタータを引っ張る必要があるが軽く引くとほぼ一発始動。ただ雨の日は始動のため外に出るのが億劫。セル付き発電機、いやいやヘッド車をエスティマハイブリッドにすれば車が発電機になり、バッテリー容量が減ると自動でエンジンを始動するらしい。カシーターのヒッチ荷重も減っていいことづくめ・・・5年後かな。
室内のコントロールスイッチは出入口すぐ右脇のクローゼット(今は洗濯機と乾燥機が入っているが)の扉の隣に設置した。

室内外どちらからも操作しやすい位置。
上からエコスロットルスイッチ、停止スイッチ、100Vコンセント。

100Vは外部電源コードを通じて配電盤経由で車内各所に供給されるので、このコンセントは緊急またはメンテナンス用発電機直結電源。
余った空間にグラスウールを詰め、スタータを箱の外から引っ張れるように加工。
フレームに渡した足場板の上に荷締ベルトで固定。この1本198円の荷締ベルトは重量物を簡単にしっかり固定できて緩まず、取り外しも容易なのでバッテリーや水タンクの固定などあちこちに愛用している。
出入口側(写真手前)に排気がくるのが難点だが反対向きだとスタータを引っ張ることができないのでやむなし。上のライトはヘッドライト、ではなくて夜間の給油などのための作業用照明。
スターターをステンレスワイヤーで延長して中から操作できるように改良した。

これで発電機の全ての操作を室内からできるようになった。

雨の日も寒い朝も問題なし。

ついでに排気の向きも出入口の逆側になり煙が室内に入ることもなく音も多少静かに感じられる。
   


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